社是・経営理念

社是

社是:愛

私達が暮らすこの世界は、各国の経済が複雑にからみ合い、
無数の企業が営む活動によって常に動いています。
そして個々の企業は、そこに属する人々の弛まぬ努力によって成り立っています。では人は何によって動かされるものでしょうか。
自身の意欲。家族への思いやり。
そこが原点ではないでしょうか。
私達はそれを、企業成長の原動力にしたいと考えました。理念は「愛」です。

経営理念

一、己を愛する
私達はこの世に生を受け、己の人生と云うものがある訳です。当然自分自身今日より明日へと高めることが必要であり、一期一会の人生を己に言い聞かせ、甘える事なくおごる事なく生きていくことこそ、己を愛することである。
一、人を愛する
私達の父母、兄弟姉妹等、すべての家族に対する思いやりは、愛の原点であり、友人に、隣人に、そして世界の人々に、この思いやりと互いが幸福にと願う心、その思いやりが人を愛することである。
一、会社を愛する
会社は生まれながらにして地域社会の一員であり、私たちを育ててくれた地域社会に、国家に、そして世界に感謝し、それぞれに私達は力の限り奉仕しよう。人の集まるところ必ず集団が自然発生する。その一つに企業集団があり、その企業を通じて地域社会に、国家に、世界に奉仕することがすなわち会社を愛することである。

社是「愛」書者について

清水 公照師(1911年~1999年)

奈良東大寺別当(住職)を異例の二期207~208と勤められ、世界遺産にも登録された東大寺大仏殿の昭和大修理を指揮、全国を勧進し、完成。東大寺長老となられる。 書や画、陶芸にと造詣深く、人間味ある天真爛漫な彩画、味わい深い書で多くの人に親しまれていらっしゃいました。