代表メッセージ

「安全追求」と「業界の質的発展」が私たちの願い。 代表取締役会長 兼 社長 高宮一雅

「安全追求」と「業界の質的発展」が私たちの願い。 代表取締役会長 兼 社長 高宮一雅

株主の皆様には平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、この度、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々、ご遺族の皆様に謹んで哀悼の意を表すとともに、罹患されている方々や困難な環境に置かれている方々が、一日も早く回復されますよう心よりお祈り申し上げます。当社グループにおきましても、従業員及び関係者の皆様に感染予防・感染拡大防止に最大限の注意を払いながら、社会的責任を果たすべく、環境変化に対応できる経営基盤を構築し、持続的な成長を目指してまいる所存です。株主の皆様におかれましても、健康に十分ご留意いただき、引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

業績と実績の振り返り

国内においては東京オリンピック・パラリンピック関連工事や、首都圏を中心とした大規模再開発工事・インフラ再整備などの公共工事が堅調に推移し、海外での安定的かつ効率的な生産体制が整備されたことで販売事業・レンタル事業ともに収益が向上いたしました。また、海外事業においても、事業基盤の改善・安定化に努め、収益が改善いたしました。
2018中期経営計画は「トランスフォームにより新たな価値を創造し、業界の質的発展を牽引する企業グループを目指す」というビジョンを掲げ、経営基盤の強化・収益基盤の革新・海外展開の加速・新たな成長事業の創出の4つを基本方針とし、着実に取り組みを進めております。2年目である2020年3月期は、当社グループのトランスフォームを推進し、経営資源のすべてにおいて生産性向上を中心とした事業基盤の強化を実行いたしました。
その結果、当連結会計年度の業績は、売上高460億円の前期比9.2%の増収となりました。営業利益37億円、経常利益35億円、親会社株主に帰属する当期純利益は23億円といずれも前期比30%以上もの大幅増益となり、売上高・営業利益・経常利益・純利益の全てにおいて過去最高業績を更新いたしました。

2021年3月期の見通しと課題

当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染拡大による影響は、国内・海外ともに、軽微でありましたが、年度末にかけ建設業界において工事の一時休止や工期延期の動きがあるなど、先行きは不透明であり、日本を含めた世界各国の景気後退がさらに深刻化する可能性がございます。
当社グループを取り巻く環境は、社会問題である老朽インフラの再整備や景気刺激策としての公共工事など底堅く推移すると思われるものの、予断を許さない状況が予想されます。また、2021年3月期は、「2018中期経営計画」の最終年度であり、継続して4つの基本方針を基にした取り組みを推し進め、あらゆる環境変化に対応する経営基盤の構築と収益基盤の革新を図ってまいります。
このような環境の下、当社グループにおきましては、国内需要をしっかりと取り込みながらも、国内における次なる成長ドライバーの創出へ向け、既存事業における新たな収益モデルの創出、アグリ事業の収益拡大や構造機材の営業強化を進めるとともに、高付加価値製品の開発へ向け、技術者の育成と製販の連携強化による開発力強化に取り組んでまいりたいと思います。海外事業におきましても、経済活動回復への不透明感があるものの、近年における旺盛なASEANの建設需要に対し、成長機会を逃すことのないよう、引き続き収益改善と安定した事業基盤を構築してまいります。
また、事業運営面におきましても、これまでの業務フローを改めて見直しをかけ、働き方改革を一段と進め、ERP導入による業務改革と各部門におけるIT・AI化を加速させ、より一層の生産性向上を図ってまいります。中期経営計画の達成、そして企業価値、株主価値の向上へ、より一層トランスフォームを進めてまいります。
株主の皆様におかれましては、引き続きご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役会長 兼 社長 髙宮 一雅