歴史・沿革

1969~

創業~足場レンタル事業の確立

1969年に仮設足場の販売業からスタートした当社は、すぐにレンタル業へと転換しました。大阪万博(1970年)の施工に際し、多くの建設業者が膨大な機材を大阪で調達し、使用後にはすぐに売却する動きから「仮設機材のレンタルビジネス」の時代を予期。事業構造の転換を決意しました。その後は、商品に対する保証金制度や、最低レンタル期間の設定など、今では業界で当たり前となった仕組みや制度を構築。1980年代より事業規模の拡大を図り、東京をはじめとして全国へと展開、さらには技術室の設置や機材センターの機械化、CADシステムの導入など、基盤強化に先んじて取り組みました。1990年代には安全性を向上させるために、独自の品質管理基準を設けました。

1969 写真1
1969 写真2
1969 写真3
1969年6月 仮設資材の売買を目的として、大阪市東淀川区に株式会社新関西(現・株式会社タカミヤ)を設立。
1973年6月 大阪府摂津市に本店登記を移転。
1974年4月 仮設資材のリース及びレンタルに目的を変更。
1983年6月 仮設機材レンタル事業で海外進出を図るため、シンガポールにSRG TILESTONE TRADING PTE.LTD.(連結子会社、商号をSRG TAKAMIYA ENGINEERING(S) PTE.LTD.に変更)を設立。
1984年11月 東京都中央区に仮設機材レンタルのエスアールジータカミヤ株式会社(子会社)を設立。
1985年5月 大阪市浪速区に中古パソコン小売業の株式会社スタンバイ(子会社、商号を株式会社エスアールジースタンバイに変更)を設立。
1987年12月 エスアールジータカミヤ株式会社(子会社)を吸収合併し、商号をエスアールジータカミヤ株式会社(現・株式会社タカミヤ)に変更。旧エスアールジータカミヤ株式会社を東京支店とする。
1988年4月 大阪市北区に本店を移転。
1988年9月 仙台市青葉区に仙台支店(現・東北仙台支店)を開設。
1990年3月 和歌山県和歌山市に仮設機材レンタルの有限会社イワタ(現・連結子会社、現・株式会社イワタ、現・和歌山県紀の川市)を設立。
1990年6月 名古屋市中区(現・名古屋市中川区)に名古屋支店を開設。
1994年7月 新潟県新潟市に仮設機材レンタルの有限会社レンタルナガキタ(連結子会社、株式会社新建ナガキタ)を設立。
1994年8月 茨城県東茨城郡内原町に仮設機材レンタルの有限会社タツミ(連結子会社、株式会社タツミ)を設立。
1994年12月 株式会社エスアールジースタンバイ(子会社)を吸収合併し、パソコン小売業を開始。
1996年1月 大阪市北区に大阪支店を開設。
1998年2月 パソコン小売業から撤退。
1998年3月 大阪市北区に仮設図面設計の有限会社テクノ工房(現・連結子会社、現・株式会社キャディアン、現・東京都中央区)を設立。
1998年9月 福岡市博多区に九州支店(現・九州福岡支店)を開設。

2000年~

「安全」「環境」「施工性」を追求した環境事業への参入

2000年代より、高速道路の建設や新設工事から、防災・維持補修に建設投資がシフト。その後の変化を見越した当社は、環境事業に参入。以降、成長テーマの重要事項として掲げ、事故の起きやすい山の斜面での防災工事に向けた「YTロックシステム」、高層マンション・高層建築物の大規模修繕工事をターゲットとした「リフトクライマー」など、様々な戦略的商品を導入してきました。

2000年 写真1
2000年 写真3
2000年5月 大阪府摂津市に株式会社エコ・トライ(非連結子会社、現・茨城県つくばみらい市)を設立。
2002年12月 大阪市北区芝田町に本店を移転。
2004年10月 静岡県榛原郡榛原町に株式会社ヒラマツ(現・連結子会社)を設立。
2005年2月 大阪市北区に土木工事用仮設機材レンタルの株式会社SNビルテック(現・連結子会社、現・株式会社トータル都市整備、現・東京都中央区)を設立。
2005年3月 SRG TAKAMIYA ENGINEERING(S) PTE.LTD.(連結子会社)を清算。
2005年6月 株式会社ジャスダック証券取引所上場。
2006年4月 株式会社キャディアンの発行済株式の100%を取得。
2006年8月 大阪市北区茶屋町に本社及び大阪支店を移転。
2007年12月 株式会社東京証券取引所市場第二部上場。
2008年1月 株式会社ジャスダック証券取引所上場廃止。
2008年10月 青森県下北郡東通村に仮設機材レンタルの株式会社青森アトム(現・連結子会社)を設立。
2009年8月 名古屋市中川区の株式会社石島機材製作所(現・連結子会社、現・株式会社トータル都市整備、現・東京都中央区)の全株式を取得。

2010年~

Iqシステムによる業界の革新と「しくみ」の構築

50年にわたり変化のなかった仮設足場の革新を図るため、2010年、メーカー機能を獲得。次世代足場を自社開発し、2013年より市場に投入していきました。次世代足場「Iqシステム」は従来の高さ170cmから190cmへと変更しながらも施工性に優れ、業界のデファクトスタンダードの地位を着実に固めつつあります。また、自社で足場工事を担う工事部を設立、次世代足場のプロモーションを推進しつつ、工事現場の人手不足への対応を図るなど、各機能が相互にシナジーを生む体制づくりを行いました。

2010年 写真1
2010年 写真2
2010年 写真3
2010年9月 ホリー株式会社の全株式を取得し、同社及び同社の100%子会社であるホリーコリア株式会社を連結子会社とする。
2011年4月 株式会社ナガキタが新建機材株式会社の事業を譲り受け、商号を株式会社新建ナガキタに変更。
2013年8月 ベトナム社会主義共和国にホリーベトナム有限会社(現・連結子会社)を設立。
2014年4月 大阪市平野区のアサヒ工業株式会社(現・連結子会社、現・株式会社ネクステック、現・大阪市北区)の全株式を取得。
2014年8月 大阪市北区大深町に本社及び大阪支店を移転。
2014年12月 株式会社東京証券取引所市場第一部に指定。

2015年~

「しくみ」を活かした新たな事業領域への挑戦

コア事業である足場をもとに、様々なフィールドに進出しています。2015年からはアグリ事業にも参入しました。農業従事者の高齢化や経済的理由による離農など多くの課題を抱える第一次産業に対して、これまで仮設機材の製品開発で培ってきた金属加工技術を活用し、耐候性に優れた農業用ハウスの販売を開始しました。また、地震から住宅を守る制振フレームを開発・販売するなど、メーカー機能の強化を図り、新領域への価値提供を進めました。

2015年 写真1
2015年 写真2
2015年 写真3
2015年4月 ホリー株式会社の営業部門(仮設機材販売事業部門)を統合。
2015年7月 アルミ製のシステム型枠の販売・レンタルのDIMENSION-ALL INC.(フィリピン共和国パシッグ市)を連結子会社とする。
2016年4月 ホリー株式会社の営業部門(建材・環境営業部門)を統合。
2016年10月 新潟市中央区に新潟支店を開設。
2017年1月 株式会社新建ナガキタ(連結子会社)を吸収合併。
2017年4月 株式会社タツミ(連結子会社)を吸収合併。
2018年1月 ホリー株式会社(連結子会社)を吸収合併。
2018年2月 島根県松江市の株式会社ナカヤ機材(現・連結子会社)の全株式を取得。
2018年4月 株式会社SNビルテックが株式会社トータル都市整備を吸収合併し、商号を株式会社トータル都市整備に変更。
2019年4月 商号を株式会社タカミヤに変更。
2020年10月 株式会社トータル都市整備が株式会社ネクステックを吸収合併。

2021年~

新たな「しくみ創り」でトランスフォームを加速

時代の変化を見据えてビジネスモデルを更新するとともに、高付加価値製品・サービスの開発を推進することで、企業価値の持続的向上のためのトランスフォームを遂げます。そして、新たな価値創造に向けたチャレンジを継続しながら、業界の質的発展に貢献する企業グループを目指していきます。

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2021年 写真3
2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
2022年6月 監査等委員会設置会社へ移行。