クサビ足場が主流の長野県で、次世代足場の自社保有量を増やしている上野架設株式会社。
きっかけとなったのは、タカミヤの現場で初めて次世代足場Iqシステムを使用したことでした。
「使ってみたら、すごく使いやすくて驚きました。次に足場を買うならIq(アイキュー)にしたいと思っていました」
そう話すのは、長野県で鳶工事業を営む上野代表です。
今回は、「人は宝」と語る上野代表が、次世代足場とOPE-MANEを導入することで従業員の生活を守りながら目指す、会社の未来について伺いました。
目次
上野架設株式会社
業種:鳶工事業
従業員数:5名
利用サービス:OPE-MANE
- お話を伺ったのは...
- 代表取締役社長
上野様
サービス概要
今回ご紹介する「OPE-MANE」とは「買う」と「借りる」の良いトコ取り、足場材調達の第3の選択肢です。
購入した足場材は資産として保有しつつ、保管・管理・メンテナンスはタカミヤに一任。
使いたい時に引き出せる、足場材の全く新しい保有方法です。

この導入事例の概要
- 課題
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- クサビ足場の施工性・安全性に課題を感じていた
- 足場材の保有にはまとまった資金が必要だった
- 現場後の積み込みなど、従業員の負担を減らしたかった
- 効果
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- 次世代足場Iqシステムで、施工の安全性とスピードが向上
- OPE-MANEで少額から足場材の保有をスタート
- 17時以降は仕事をしない働き方を実現
クサビ足場を使っていたからこそ分かった、Iqの違い
同社がタカミヤと取引を始めた当時は、二次請け会社として現場を請け負っていました。
これまでクサビ足場を自社で保有しており、長野県内の現場でもクサビ足場を使うことが多かったといいます。
しかし、タカミヤとの現場で初めて次世代足場Iqシステムを使用しました。その使いやすさに驚いたことが、Iqを導入するきっかけとなりました。
「長野はクサビが主流なんです。でもIqを使ってみたら、具合がいい。長いのにクサビより軽いし、早く組めるのに安全なんです」
特に大きな現場になるほど、Iqのメリットを実感するそうです。
同社では、3万㎡規模の大型建築現場を担当することもあります。
「大きい現場だったら、断然Iqですね。大組み、大ばらしも早い。1週間予定していた仕事が、
3日で終わることもあります」
クサビ足場では、水平を取る難しさや、部材の組み合わせ、施工時の打撃音など、さまざまな面で課題を感じていました。
「クサビは施工がうるさいし、強度も違う。叩き加減によっては抜けてしまうこともある。フランジに引っかかったり、コマの向きが違ったりして、間違えることもあります。Iqはそういうところがないんです」
また、Iqの軽さは、作業員の負担軽減にもつながっています。
「Iqは軽いので、かさ上げしていくときの疲れ具合が全然違います」
安全性と施工性。その両方を実感したことで、同社では現在、クサビ足場を使う機会はほとんどなくなっています。
Iqシステムの特徴はこちら
300㎡から始めたOPE-MANE。少しずつ保有量を増やしていく
Iqの良さを実感する一方で、足場材をどのように保有・管理していくかという課題もありました。
そんなタイミングで担当営業から提案されたのがOPE-MANEでした。
「ちょうど材料を買おうと思っていたタイミングで、営業から提案してもらいました」
保管場所を新たに確保する必要がなく、購入した次世代足場の管理や整備もプロに任せられる点が、元請けからのチェックが厳しくなってきた今の状況にもマッチしていました。
「足場を買いたい」というタイミングに、管理・整備まで含めた提案。
上野代表の課題と、タカミヤができることが重なりました。
しかし最初から大きな数量を一気に保有したわけではありません。
まずは出せる頭金に合わせて保有量を決め、導入をスタートしました。
「出せる頭金に合わせて始めました。少しでもOPE-MANEで足場材を持っていれば、OPE-MANE専用の契約単価でレンタルもできるので、都度の見積もりが不要になった。」
保有分だけでは足りない資材をレンタルする場合も、OPE-MANEの契約単価が適用されるため、必要な数量を柔軟に補えます。
「レンタル単価が一律に決まるので、見積もりが楽です。自社で見積もれるのもいいですね」
保有とレンタルを組み合わせながら、現場に合わせて必要な資材を確保できる、この柔軟さも
OPE-MANEを活用する理由の一つとなっています。
現在300㎡から始めた保有量は、今後さらに増やしていきたいと話す上野代表。
「最終的には5,000㎡持てたらと考えています」
そして、その目標を後押ししているのが、OPE-MANEだからこそ見えやすくなった「利益」です。
足場材をどれだけ保有するか。
それは単なる資材管理の問題ではなく、これからどれだけ自社受注を増やしていくのかという、会社の成長戦略にもつながっています。
「17時以降は仕事をしない」――足場材の持ち方が、従業員の働き方を変えた
同社が大切にしているのは、売上や利益だけではありません。
「会社が儲かるには、従業員が潤わないと会社は伸びていかない」
上野代表は、会社を成長させるためには、まず従業員が豊かになることが大切だと考えています。
その考え方は、日々の仕事の進め方にも表れています。
鳶工事の現場では、17時に現場を終えた後、会社に戻って足場材の積み込み作業を行うことも少なくありません。
「鳶業界あるあるなんですけど、17時で仕事が終わって、戻ってきて19時くらいまで積み込みをすることがあります」
しかし、同社ではその働き方を変えようとしています。
「OPE-MANE材を管理するセンターの受付は16時までなので、それまでに行って積み込みしてもらえば帰れる。17時以降は仕事をしないスタイルです」
受付時間という「終わり」が決まっていることも、働き方を変えるポイントになっています。
やるべき仕事を効率よく終わらせ、時間になったらスパッと帰る。
足場材の持ち方を変えることで、同じ仕事をより短い時間で終えられるようになり、遅い時間まで残業することも減らせました。
従業員が家族と過ごす時間を確保し、仕事だけではない生活を守る。
「だから従業員がついてくる。こんなホワイトな企業ないって喜んでます。」
「人は宝」。次世代足場を広めることが、建設業界を変える一歩に
同社が目指しているのは、自社だけの成長ではありません。
「長野では、次世代足場を使っている会社はほとんどないんです。だから、自分がIqを広めていきたい」
次世代足場を導入することで、施工の安全性や効率を高める。
そして、現場の負担を減らし、働き方を変えていく。
その先にあるのが、建設業界そのものを変えていくことです。
「建設業界は人手不足なので、そこをどう変えるかを考えています。労働環境だったり」
「若い子は面接には来てくれるんです。でも、きつい、暑い、寒い、休みがないって、10人いたら10人が言う。そこを変えていけば、建設業界全体も変わっていくと思っています」
鳶という仕事は、人がいなければ成り立ちません。
だからこそ、人を大切にする会社でありたい。
「人がいないと鳶はできない。人は宝です。人が魅力を感じる会社にしていけば、もっと成長していける」
従業員が良い家を建て、良いものを持ち、豊かに暮らしていける会社にする。
そして、一人ひとりが自ら考えて動ける会社をつくる。
「すべては僕次第ですね」
そう語る上野代表の目指す先には、従業員が豊かに暮らし、若い世代が「この会社で働きたい」と思える、これからの建設業界の姿があります。