環境

基本的な考え方

  

創業当時、日本の建設現場で使用される足場のほとんどが木製でした。「数回使用すれば廃棄される木製足場を何とかできないか」との想いからレンタル事業構想が立ち上がり、海外から鉄製の足場が輸入されたことをきっかけに当社レンタル事業はスタートしました。限りある資源の有効活用、持続可能な社会の実現への想いが、当社グループの根底に流れています。

社会資本を支える

当社製品は社会資本の整備に貢献しています。老朽化する社会資本を継続的に利用するためには定期的なメンテナンスを行う必要があります。当社では建物や高速道路、橋梁などを中心をとした建築物の維持修繕工事に対応する製品を揃えています。また、耐震・制震機能を持ち合わせた住宅建材や、大型台風や線状降水帯の発生によるゲリラ豪雨の浸水対策に適した水嚢など、自然災害が与える社会資本への被害を最小限に抑制する製品もラインナップしています。

温室効果ガスの排出削減

次世代足場「Iqシステム」

従来の足場製品と比較して、積載運搬効率が良いため、少ない車両台数での運送が可能になり、温室効果ガスの排出量を削減します。支柱の素材には軽量高張力鋼管を使用しており、一本当たりで最大2kgの重量低減が可能です。また、収納面積の50%の省スペース化を実現、軽量化の効果と合わせて、トラックへの積載容量が大幅に増加します。運搬車両の台数は約30%削減され、温室効果ガスの排出量の削減に寄与しております。

機材Base

機材Baseでは製品を車両に積み込む際に発生する温室効果ガスの排出量の削減に努めています。従来の機材置場では積み込みの完了までに、長い場合で2時間ほどの時間を要していましたが、一部の機材Baseでは優先的に積み込みが可能なファストレーンの設置やトラックスケールの導入により、積み込み時間を30分程に短縮することができます。積み込み待機中の車両から排出される温室効果ガスの量を削減します。また機材Baseでは化石燃料に頼らない電動のフォークリフトを導入しており、同施設内に設置した太陽工発電により、自産自消を行います。

PV関連製品

PV関連の製品の製造販売により、再生可能エネルギーによる発電を促します。仮設機材の開発で培った金属加工技術を活かし、太陽光発電パネルの設置架台を製造しています。また、太陽光による発電が可能なソーラーカーポート「POGERO」は累計契約実績がDC(直流)設置容量が4,428kW(車両1,536台分、パネル12,059枚分)を突破しました。当製品は太陽光発電パネルの設置が困難であった駐車スペースに設置することができます。